「んぁ…………ふっ」
「触っていい?」
「やっ……」
キスしたら触れたい
虹真の全てを知りたい
虹真の全てを見たい
虹真の全てが欲しい
ベッドに押し倒すのは簡単だ
「虹真…………嫌なら本気で逃げて」
俺は酒も入っているせいで自分で止められない
「どうして逃げるのですか?」
「このまま襲われたくないでしょ?」
「襲われる?」
「虹真にはわからないか」
服の中へ手を侵入させる
「せっ…………せいくん!?」
「分かる?こういうことシたいから。嫌なら逃げて」
「嫌じゃないですよ」
「虹真。意味分かってんの?」
「はい」
「…………もう今更止めてって言っても遅いから」
火照った身体は恥ずかしさで熱くなっている虹真の身体を求める
熱いから冷たいものを求めたいハズなのに
求めるものは
虹真の熱い身体
熱いキス
熱い息遣い
「好きだよ」
熱い言葉



