「ハハッ。懐かしいな。俺も初めて詩或達の旅行に参加したとき酔っぱって詩或襲ったよね」

「あ?」

「詩或に返り討ちにされたけど」

「あぁ、あの海に一本背負いされたやつね」







親父が何か言ってるけど


どうでもいいや






「にま、部屋いこ」

「あのせいくん?」

「にまちゃん」

「はい」

「いい子だからお部屋にいこーね」

「…………?」





虹真は何が起こるのか分かってないようだが


ごめんね


今の俺には理性なんてないから



多分このまま襲っちゃう






部屋に入りカギをかけた



「せいくん。大丈夫ですか?」

「へーき。にま」

「はい」

「ちゅー…………しようか」

「へ…………んぅ」





やばい




こんなキス初めてだ