氷の恋愛





「何で柚もいんの?」

「母さんが2人を迎えに行くっていうから俺もついて来た」

「虹真、荷物こっち」

「え?聞いて無視?」





とりあえずトランクへ荷物を入れて車へ乗り込んだ






「あの…………せいくん」

「ん?」

「彼女…………人気の作詞作曲家のあんずさんですよね!?」

「そう。あんちゃん。柚の母親」

「えぇ!?」





虹真って芸能のこととか疎そうだけどちゃんと知っているのか




「ちなみに柚の父親はハリウッド俳優の世瑠」

「え…………」

「他にも色々いるから着いたら紹介するよ」




車が動き出し時差ボケの俺はすぐ睡魔に襲われ眠った