いや、女々しいというよりは
「弱いんだ」
俺は皆が思っているほど強くないんだ
だから
虹真が必要
だからこそ1人でアメリカにいるんだ
「………………セイア」
「いいから撮影行けよ」
「君は下手くそな恋愛しやがってるな」
「流暢に滅茶苦茶な日本語話すな」
「恋愛ってのはモットfreeでenjoyしていいもんだ」
ウィルの言いたいことは何となく分かる
だけど俺はもう高校1年生のガキじゃない
あれから3年経ってんだ
俺はそこそこ社会を知った大学1年生だ
子供のような我が儘で好き勝手出来る恋愛なんて出来ない
「俺が今出来ることはトップに立つ。それだけだ」
「…………まぁ、頑張りたまえ」
「上から目線むかつく」
ウィルは俺より2つ年上だが大人ぶらない
そして俺のことよく理解してくれている
きっとウィルが居なかったらもっと気持ちが沈んでいただろうな



