虹真と呼ばれたあの女が近付いて来る



近付くほどはっきりと見える




小さくて可愛い






やっべぇ…………

マジで可愛い






「昴さん。おはようございます」

「おう。おはよう」

「えっと…………」




虹真は俺の顔をジッと見つめる


可愛い

可愛い

可愛い





「あ…………初瀬世或です」

「車谷虹真です」





声可愛い!!


全てがツボだ





「あの」

「はい?」

「俺と付き合って下さい」

「はい」








「はぁ!?」



親父の声が響いたがそんなの関係ねぇし