「えっと…澪の席はっと…窓側の前から四番目!私とは離れちゃったわね…」



「奏くんは?!」


「何よ、私のことはどーでも言い訳?まぁいいわ。んーっと…」


ドキドキ…


「残念。廊下側の一番後ろでした」


「そんなぁぁぁぁ!」


「あ。」


沙織ちゃんが何かに気づいた。


こりゃまずいって顔してますけど…?


「ん?」


「あ…いや、なんでもない…」