「…別に…特に意味はないよ」 視線を千音にうつして、そう言う。 「そっか。…っていうか今何時」 今はあたしの部屋にいるのだけど、あたしの部屋の時計は電池がないので携帯かテレビをつけないと時間がわからない。 千音は、自分の今どき珍しい二枚折りの携帯を開いて時間を確認している。 「お昼だけど、どうする?」 「んー、作ってよ」 「分かった」