ドクン、ドクン。 次第に心臓が激しく暴れ始める。 身体中が熱い。 「今からかってるでしょ…俺が我慢できるかどうか、試してるでしょ。 残念だけど、俺はそのくらいじゃ自分に負けないよ」 ちょっと切なそうな声は、ごまかそうとしてる時の声。 自分で言うのもあれだけど、多分、今千音は理性と本能の狭間でちょっとぐらついているんじゃないかと思う。 今、あたしの目を隠しているのが、その証拠。