冷たいあなたとわたし


仁は龍を私の方に投げた

「龍!龍!大丈夫か!?」

「萌…夜姉…あり…がとう」

「良かった!千智も心配してたぞ
お前が生きていてくれて良かった」

「たす…けに…きてくれ…て」

「もぅ話すな。お前は勇結といろ」
私は呆然と立ち尽くす
勇結に

「勇結。龍を頼む」

「お前はどうすんだ?」