おそらく彼女は、孝と触するよりも前に、 自分が日本に来た事を知っていたのだろう。 そして、しばらく様子を窺っている時に、 『運良く』自分に繋がる人物を見付けた……。 そんなところだろうか。 エリアルは、自嘲気味に笑った。 もう、『戦う』事は無いだろうと… …平和が欲しくなって、日本に来た。 ここまで来れば、もう大丈夫だろうと信じて……。 だけど、降りかかる火の粉は、払わなければならない。 まあどちらにしても、 自分がする事はもうとうに決まっていた。