(『嫁』とか…!! …マジで今シャレにならないからやめてくれ!) 俺は祈るような気持ちで、作成画面を表示した。 ……果たして、姉さんは父に、 この事を告げているのだろうか。 ただ、嘘の下手な真っ正直な姉さんが、 エリアルの『正体』を隠せる気がしなかった。 だったら、俺がさっさと爆弾を落としてしまおうと考えて、 本当の事を打ち込んだ。