エリアルが、うつ伏せで倒れていた。 そして、……ずっとそのままだった。 起き上がる素振りすら見せない。 俺が駆け寄ろうとすると、セレナが瞬間的に立ち塞がった。 ……さっきまで、壁際にいたのに。 彼女は俺を睨み上げると、 「お姉さんなら返してあげるわ。 催眠薬と緊迫香のミックスを嗅がせただけだから、 そのうちすぐに目が覚めるんじゃない?」