□ □ □ 「で、どうだったの?」 瑠那たちは楽しかったのかな? 「何もなかったよ。」 「えー、つまんない。」 瑠那なら言うと思った。 でも進展することは出来ないよ。 「瑠那…ごめんね。」 「はぃ?何があったの。」 瑠那なら言ってもいいかな。 言うつもりだったけど。 「戻ったんだってね、記憶。」 うちがいうより前に奈々が話してくれた。 「えっ?」 そりゃ、瑠那は驚くよね… 「うん…」