□ □ □ 「へい!たこ焼きお待ちどう。」 たこ焼きが2つ出来上がって、湯気がすごい。 うわぁ。 いい匂い。絶対美味しいじゃん。 「あ、お金。」 いつの間にか伊藤くんがちゃっかり払っちゃってるしね。 自分の分は自分で払わなきゃ。 「俺が出すから。」 「でも…」 「お嬢ちゃん、彼氏さんに奢ってもらいなよ。」 彼氏じゃないんだけどな。 「…はい…」 第3者が出てきたら、もう何も言えないよ。 次はうちが奢ろっと。