花咲く頃に


「ラケットと、シューズと…ユニフォームみたいなの持ってく?」

「うーん…練習着でいいと思うよ。」

「ありがと!瑠那。」

やっぱり同じ部屋なの、かなり助かる。

「あとは…とりあえず大丈夫だよね?」

「多分ね。」

すごい。
バッグがぎゅうぎゅうになっちゃった。
手提げに入れといてよかった。

ブー…ブー…
うちのケータイではないみたい。
つまり、瑠那のケータイが鳴ってる。

「誰からだろう?…あ、隼人からだよ?」

「え?なんて?」