「鍵は自分自身にあるって…」


亜依も俺と同じことを考えている。


「自分にあるってことだろう…でも、どうやって…」


「最後の方…切れてる所…私…わかるかも!」


亜依が突然言ってきた。
俺はビックリ。


「教えろ!!早く!」

ガバッと亜依の肩を掴む。


「痛い…

たしかね───…「ミツケタ♪」


!?

俺と亜依の目の前に─…


貴代子が現れた。


俺の心臓はドキドキいっている。
ものすごい速さで。


貴代子は恐ろしい姿だ…。

人間じゃない体…
でかいカマを持っていて
恐ろしい目でこっちを
睨んでいる。
とても元、女には
見えない──…


「バイバーイ…♪」


「亜依!危ない!」


─────…・・


グサ───……