ヒトメボレ




「っ!!!」




私の横で顔を真っ赤にする彼。



耳たぶを触る彼。




「自惚れていいの?」



「何が?」



「さっき花恋ちゃんが言った『大好きだなぁ。』が俺に向けられてるって。」