ヒトメボレ




「いいよ、一生離さないで。」




私の一言でぼんっと赤くなる彼の顔。



手を繋いでない方の手で耳たぶを触る。




「悠馬くんの照れた時のくせ。」



「え?」



「耳たぶ、すぐ触る!」



「///」



「もっと悠馬くんのこと知りたいな。」