一瞬でも疑った自分が情けない。 「悠馬くんかわいい! 抱きしめたーい!」 「だっ抱きっ?!」 少し動揺した彼を見ると耳たぶを触っていた。 そんな姿でさえ大好きで、 私は彼にぎゅっと抱きついた。 この温もりをずっと離さない、 いつまでも愛しい君と。 恋をすると相手が愛しくてたまらなくなる。