ヒトメボレ




手首を掴まれたと思うと


次の瞬間、私は彼の胸の中にいた。



名前…呼んだの気付いたのかな?



ずっとずっと呼びたかった。



頭の中でしか呼べなかった。



でもこれからは、堂々と呼ぶね。



誓った時の彼の鼓動は早くて


でもそれと同じくらい私の鼓動も早くて


2人の心臓が一気に破裂しそうだった。



でも本当にただそれだけなのに


涙が出そうになるくらい嬉しいんだ。



悠馬くんは私を幸せにする、


最高の運命の王子様、なんだ。