透き通った低い声。 射るように見つめられてる。 初めて聞く声と私を見る瞳に どきっと胸が高鳴る。 「あの…?」 「?」 彼の目線を追うと… 彼の腕をがっちり掴む私の手。 「すいませんっ!」 「あ、じゃあーー」 行っちゃうの? 行かないでっ!