「おい」 でた、ほら。 「…なに?」 「……あれ」 「?あれって?」 「薫とのこと」 あ……… キスしてたこと? 「…あれは、」 「き、聞きたくない…」 両手で持ってる資料に手の力がぎゅっと加わった。 そして思い切り下を向いた。 今だって目尻が熱いんだもん。