無口で冷たい俺のお姫様




『ホラー映画、、、?』



ピタッと足が止まる麗子ちゃん。


どうしたの?


と、うつむき気味の麗子ちゃんの顔を
覗きこむ。



『麗子ちゃん?』



なんか、、具合悪そう?



眉が少し下がっていて
さっきのむっとした表情から今度は
困った顔。



『かえでが言ったの?』



そう俺の目を見ないで聞く。



『うん、聞いた。ダメだった?』



もしかして、知られたくなかったとか?



そうだよなー、、、



女の子だもんな
恋愛モノとか感動系とか好きだって
思われたほうが例え好きではない相手でも
いいもんだよな。


なんて一人心の中で納得。



『、、、そっか』




『うん、じゃあ行く?』



『う、うん。』



歩き出す俺に着いてくる麗子ちゃん。




あぁ、、ここで手とか繋げたら
カップルに見えるんだろうな。



なんて映画館に着くまで妄想。



もちろん話しかけるけど
麗子ちゃん、、、相変わらず無口なんだもん!!



まぁ遅刻したんだし?


怒ってるのも重なって、、、 

なんだと思うんだけどね。