遠い地平線の彼方へ


―放課後



「しっかりと校長の話とか爆睡したわ」

「七星だけじゃない、ほぼみんなそぉ~」


ま、話とか聞かないよねぇ~


でもなかなか頑張って考えたんだってのは

わかるような文章と緊張して

噛みまくってたけど校長大丈夫か?笑




「おいお前ら~」


後ろからガンダッシュしてきた龍聖


それを見てなんとなく走って逃げてみる



けど結局男には敵わないね

すぐ追い付かれた


「お前らさぁ~…ふう~…」

「何となく~…はぁ~…」

「疲れたよ~龍聖どーしてくれんの~」



軽くポコっと叩いてみた


「い゛っ…てめぇ何すんだよ」

「何となくってやつだ!!」




そんなことをしながら

なんやかんや帰り道が一緒だから

3人で帰っていた




「じゃーなー」

「七星またあした~」


「はいよ!じゃーねー」



小学生から何も変わらない

これが普通の…


『ねぇ君』

「え?あ、はい!」


誰だろこの人…