「俺は川上空太(kawakami kuuta)!」 「よ、よろしくおねがいしましゅ」 「ははっ」 また笑われた。しゅって何だしゅって。 「ねぇ」 「何デスカ」 「席、隣だよね?」 「…」 とっ、隣!? 私、何してんだよ! もう6月なのに隣の人まで覚えてないのか!? どんだけバカなんだ!? 「ごごごめん!、全然覚えてなくて…」 「ははっ、それより苺ミルクどうにかしようよ」 「ははっ、そうですね」