青春、始めます!





 目を瞑ってしまって、みんなの顔は見えない。



「……そうだよ!これは絶対!美喜様が言ってますー」


「え、マミコちゃん……」



 びっくりしすぎて目を開けた。



「あ、あたし……には責任重いです」


 〝様〟なんて立場じゃないよーー!



「ぶはっ」


「え?」


「アハハハハッ、美喜、面白いなー」


「あー、確かに」


「これは行くしかないな」


「ははっ」



 な、何故に笑われている……?



「え、と……?」


「よーし、じゃあ今日の放課後、駅前のファミレスにきてね!」


「りょーかいっ」



 あたしは意味が分からないまま、話の流れを聞いていた。