「「「「「「おぉーーー!!」」」」」」




 みんなの張り切る声が、あたしの思考を前向きに持って行った。



「美喜だけ言ってなかった……」


「ごめん、ボケてた……」



 なんて、嘘。


 ごめん。仲間だけど、嘘ついちゃった……



「じゃあ、仕切り直しまして……青春部ーーっ」



「「「「「「おぉーーー!」」」」」」



「お、おぉーー」



 あんな元気には言えないけど、あたしも一生懸命言った。












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「美喜ー!ねぇねぇ、聞いた?」


 その声に、どきっとする。



「?……なんのこと?」