「ってかさ、さっくーとめっちゃ仲良いよねー」
「え?……うん」
強引になんだけどね、って付け足した。
「ははっ、でも、呼び捨てで呼び合うとか仲良過ぎ!」
「……そう見えるだけだよ。あたしは緊張してるし」
「でも、あいつが呼び捨てOKなんてなかなかないよ?なんか、一線引いてるって言うか」
え……?
「うちもさ、めちゃくちゃ仲良いわけじゃないからよく分かんないけど、チャラチャラしてるのに、なんかみんなに一線は引いてるっぽい」
そ、なんだ……
「でも、そう呼べって言われた……」
「うそー!?それはすごいことだね」
「そうなんだ……」
知らなかったよ、そんなこと。
「まあ、美喜ならいいけど、うちも出会ったばっかで呼び捨てはさせないな。なのに、さっくーがするって……」
うん、おかしいよね……
全然気づかなかったけど、もしも優喜がそういう人なら……
なんでだろう?
頭にはてなが浮かぶあたしに、何故かニヤニヤと笑うマミコちゃんの不思議な光景。


