ねぇ…友達でしょ?

「何があったの?」

坂下君は優しい笑顔で聞いてくれた。

「何でもないの…」

思い出すだけで泣きそうになる。

思い出したくない。

あの子のことなんて…。

「僕に言ってよ」

なにかに包まれた。

触ってみるとそれは坂下君の背中。

「えっ?」