ねぇ…友達でしょ?

わたしの知らないあの子の笑い声。

派手グループと話してるあの子。

わたしの前では偽りだったの?

偽りなんていらないのに…。

なんで本当の自分を見せてくれないの?

「大丈夫?」

顔を上げると財布を差し伸べる坂下君がいた。

「うん…。ありがとう」

「大丈夫だよ。ほら。立てる?」

手をとって立ち上がる。