王子様少女とお姫様少年




幼馴染だからって言う事もあるけど…


僕は…


「僕には…ムリだよ。優ちゃんには猫かぶってるし、本当は自分を守れる力だってある…」


そうだ…。僕は、嘘もついたし、猫かぶってた。



「俺、知ってたよ。小6ん時かな?流石にさ女の力にも限度ってものがあるし、男の方が力強くなる。その時にさりげなくお前は、守ってた。」



「なんで…知って…」