「え〜?どっからどう見ても
優しい爽やか王子じゃない」

心愛はアイツの裏を知らないから
そんなこと言えるんだ!

って、私も知らないけど...

私の言葉とアイツの言葉どっちを
信じるかって言われたら、みんな、そりゃ絶対アイツなのはわかってる。

だから、いつか絶対アイツの裏の顔を
見てやる!!!

そう心に決めて、アイツ...滝本優羽を
キッと睨んだ。


私はこの時きづいていなかった。
アイツが私の睨んでる姿を
見ていたことなんて。


「へぇ...あいつ面白そう」