「おはよう、心愛」

「おはよ、美羽!」

私、晒科 美羽。

顔がいいわけでも、頭がいいわけでも
運動がすごい出来るわけでもなく
全てが平均的な平均女です。


そして、友達の神田 心愛。

心愛は俗に言う美少女
美少女なのに飾らずに
サバサバしたところが好き。

今も男子が鼻の下伸ばして見てる。

「きゃあぁああっ!」

いきなり、耳をつんざくような
女子の黄色い歓声が聞こえた。

またか...