「もうオレ限界。疲れた。高校離れるしやってく自信ないし、別れよう」 「なっ…。…そっ、そんなこと、わたしだって思ってたよっ!」 「そ。じゃ、オレ帰るわ」 「さ、さっさと帰れば…っ!」 …やっちゃった…。わたしのバカ。 遠ざかる背中を見ながら、自宅マンションの玄関前に崩れる。