ご飯を食べ終わると7:40で、いつもの登校時間ピッタリになっていた。 「それじゃいってきまーす。」 「いってらっしゃい!」 朝の挨拶を交わして、玄関の扉を開けた。 雪も溶けて、ポカポカと春の日差しが暖かい。 空を切る風が気持ちよく感じるほどに。