前には、どアップの如月。
後ろには、冷たい壁。



「なあ、海月?」


「き…さらぎ、離れて…っ」


「答えろよ。
なるの?ならないの?」




耳元で低音ボイスで囁く如月。

落ち着け、私…っ。