はいべえさん


バアアアァァァン!!!!

「っ…はぁ……OK?」

「う、うん…なんとか間に合っ

「アウトですよ、立川さん、百瀬さん」

どっと笑いがおきる。
担任の秋ちゃんが、手をあげると教室は静まり返った。

赤くなるのがわかるくらい、私はあつくなっていた。

「で…立川さん…課題は…?…」

ギクッとする。していない…

「昨日は、はいべえさんのことで頭がいっぱいで…」

なんて言えるかぁあああ!!!!!!


「千秋…大丈夫?」

心配する春奈も涙目だ。

「う、うん…多分」

「立川さん。ペナルティーのして、腹筋50回です」

「そ…そんなああぁ…」

『がんばれ、ちあきーー!!!』

『俺らも横でやってやるよー!!』


なんていう、クラスメートの声がきこえる。


「百瀬さん、あなたも5回ね」

「あ、はい!やりますっ」

春奈は5回かぁ…
あーもー最悪…
走るわ、つかれるわ、50回だわ…


「もうやだーーーー!!!!!!」

なんて叫べるわけもないけれど。