アキと一緒に教室へ向かって歩いていると、周りからの視線を感じた。
え、なんか変な格好してる?
ちゃんと着崩しているし、ほかの人と比べればましな格好だよ?
「 あ、いい忘れてましたが、この学校には女子生徒が20人ぐらいしかいないですよ。 」
あたしがひとり疑問に浸っていると、突然へんなことを言ったアキ。
「 は?え、共学じゃないの? 」
「 一応共学ですよ?でも、〝紫鬼〟の連中もたくさんいるので、女子生徒に被害が及ぶんですよ。それで、人数が減ったんです。 」
なるほど、そうゆうことか。
それでさっきから男子しか見えないわけだ。
ってことはあたしも族と関わる可能性がないわけではないんだな。
はあー…。
もう族には関わらないと決めたのになー
親父め、もっと楽な高校みつけんかい。

