俺は門井大地。高1だ。家を出てアパートで一人暮らし。
「は〜…」
ベッドに横になった。今日は文化祭の用意をしたから大変だった。くたびれてすぐに眠ってしまった。



「……っへへへ…」
不気味な笑い声がどこからか聞こえてくる。
「誰だ…!?」
「俺が誰かも忘れちまったのか?バカだなテメェは…7年前に会っただろ?」
「わかんねえよ。名前を言え…!」
体に悪寒が走る。
奴の声は俺に似ている。
「俺はな…」



「お前自身だ」