大好きなあの人は生徒会長♡

ーバンッ



何かと思えば、教室のドアが勢い良く開けられた。




「このクラスに、北沢千乃って子いる?」




「(千乃ちゃん、やばいよ...!
行かないほうがいいよ!)」


と、近くにいた女の子が私に耳打ちをする。



ありがとう。とだけ答えて私は立ち上がる。




「私...ですけど」


「ちょっと来なよ」




私はそう言われて彼女達についていく。