大好きなあの人は生徒会長♡

あの後、何回か練習したけど...
やっぱり結果は同じ。




ー…



「やっぱりダメか...
1回休憩しようか」


と、夢羽の提案で休むことに。


すると、休んでいる私のところに...
2人がグッと近寄ってきた。






「ねぇ?千乃。
片瀬くんへの想いは本物だよね?」





片瀬くんへの...想い。




そんなの...


「もちろん」






「そっか。それ聞いて安心した。
でもね?千乃。その想いは伝えなきゃ意味ないんだ。
だから今、千乃は必死になってる。

その必死になった努力はいつか報われる。

結果はついてくるよ」




安心するのは私の方だ。

夢羽や紗綾。
こんな温かい人たちに囲まれて過ごしてる私は、
贅沢者といっても過言ではないだろう。


いつでも私の側には、2人がいて...

2人の笑顔が...優しさが。
私の生きている意味になったこともあった。

もちろん今も。


大切な、大切な人。

2人の思いにも応えたい。




私は、決心をした。


明日...言おう。
自分の口で。この想いをぶつける。


ただそれだけー。