大好きなあの人は生徒会長♡

「誰が、腹黒でたらしだって?」


...。
やばい。笑ってるのに目が笑ってねぇ...



「すいませんでした...」


俺は謝るしかなかった。





ーーー




「てかさ。
そろそろ告白しろよ〜」


相手は、千乃ちゃんだぞ?と
呆れた顔でいってくる。




俺だってわかってんだ。


言わなくちゃ何も始まんないことくらい。

何も伝わんないってことくらい。

でも、俺のこの気持ちは千乃にちゃんと伝わるのだろうか。


一瞬にして散ることも十分ありえる話だ。




俺は...何もできないただの弱虫だ。