大好きなあの人は生徒会長♡

トクン、トクンと私の胸の鼓動が速くなる。

別になりをされるわけでもないのに
どうしてだろう。

顔が熱くなっていくのがわかる。


だって、こんなに美形な人に見つめられて...





「おい、ちけーよ」




そんな声とともに私は我に戻った。



我に戻った私は思わず...



「きゃー!」


と。大声で叫んでしまうハメ。



だ、だって。
目の前にはドアップで映る彼の綺麗な顔。



「うっせーんだよ。叫びてぇーのはこっちだよ」


彼は、少しお怒りのよう...
それもそうだ。


私は、知らぬ間に彼の目の前まで行ってた。


少し動けばキスだってできそうな距離だ。