大好きなあの人は生徒会長♡

しかも、この学校に秘書なんているの!?


「な、なんで私なんですか!?」

「それは、あとから詳しく話すから」


と、強引に引っ張られた私の右腕。


少し熱を帯びた彼の手。
彼の手は、男らしくてゴツゴツしてる。


...て。何考えてんだ、私は。






ー…






ガチャっと彼が開けた扉の先には
一流ホテルのような綺麗な部屋が現れた。

白を基調とされたシンプルな部屋。


彼はズンズンと部屋の奥へと足を進める。


そんな彼に対して私は、
こんな部屋にいていいのかわからなくて
その場に立ち尽くしてしまう。





「おい、何してんだよ?こっち来て座れよ」



彼のそんな言葉で私は動き始める。