大好きなあの人は生徒会長♡

「何...してるの?」


「んー?
夢羽、待ってた。」




彼にいきなり呼び捨てされたからか
私の頬は熱を帯び真っ赤に染まる。




「なんで?」


「そりゃー、告白するために」





...は?
告白?私のこと弄んでる?





「嘘言わないで。
あなたは誰とも付き合わないって噂よ?」


「ふーん。
でもそれ、嘘だから。」





彼の真剣な眼差しを目の前にして
そのことが嘘だとは思えなかった。