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少し暖かくなってきた今日このごろ。
今はもうすぐ夏本番を迎える6月。
そう、〝ジューンブライド〟。
6月に結婚すれば良いというジンクスが昔からある。
そして、
翼からプロポーズされて約一週間。
そろそろ返事をしなくてはいけない。
返事をするためにも、思い切って
彼に聞いて見ることにした。
「ねぇ、翼...?」
「ん?」
彼は太陽のような温かいいつもの笑顔で振り向く。
「東京...行くってほんと...?」
私の心の中は不安しかない。
「あー…それは〜…」
と、バレちゃまずい!という顔をした。
このまま彼は旅立ってしまうのだろうか。
そう思うと次々に溢れ出して来る涙。
「...!? ち、違う!勘違いしてる!
俺は...確かに、東京にいくよ。
でもそれは...新婚旅行として...で。」
...え?
新婚旅行...?
「え...じゃあ、1人で東京には行かないよね!?」
「当たり前!
てかさ。それ返事に聞こえんだけど?」
「うん。だって17年前から
答えなんか決まってたもん。」
少し威張ってしまったけど...
私の大切な大切な旦那様。
死んでしまっても、
心でつながってると...信じて。
少し暖かくなってきた今日このごろ。
今はもうすぐ夏本番を迎える6月。
そう、〝ジューンブライド〟。
6月に結婚すれば良いというジンクスが昔からある。
そして、
翼からプロポーズされて約一週間。
そろそろ返事をしなくてはいけない。
返事をするためにも、思い切って
彼に聞いて見ることにした。
「ねぇ、翼...?」
「ん?」
彼は太陽のような温かいいつもの笑顔で振り向く。
「東京...行くってほんと...?」
私の心の中は不安しかない。
「あー…それは〜…」
と、バレちゃまずい!という顔をした。
このまま彼は旅立ってしまうのだろうか。
そう思うと次々に溢れ出して来る涙。
「...!? ち、違う!勘違いしてる!
俺は...確かに、東京にいくよ。
でもそれは...新婚旅行として...で。」
...え?
新婚旅行...?
「え...じゃあ、1人で東京には行かないよね!?」
「当たり前!
てかさ。それ返事に聞こえんだけど?」
「うん。だって17年前から
答えなんか決まってたもん。」
少し威張ってしまったけど...
私の大切な大切な旦那様。
死んでしまっても、
心でつながってると...信じて。

