...そうだ。
私は...聞いてしまったからだ。
そう。
彼はもうすぐ...東京へと旅立ってしまう。
これは本人からじゃなく夢羽から聞いた。
「片瀬くん...東京、行くんでしょ?大丈夫?」
そんな言葉を夢羽から投げかけられた。
でも、そんな私は何も答えられなかった。
なぜなら、そんな話ひとつも聞いていなかったから。
彼は何を思って何を考えてて。
私にプロポーズなどしたのだろうか。
私の中には迷いという言葉が
いつしか生まれ始めていた。
私は...聞いてしまったからだ。
そう。
彼はもうすぐ...東京へと旅立ってしまう。
これは本人からじゃなく夢羽から聞いた。
「片瀬くん...東京、行くんでしょ?大丈夫?」
そんな言葉を夢羽から投げかけられた。
でも、そんな私は何も答えられなかった。
なぜなら、そんな話ひとつも聞いていなかったから。
彼は何を思って何を考えてて。
私にプロポーズなどしたのだろうか。
私の中には迷いという言葉が
いつしか生まれ始めていた。

