大好きなあの人は生徒会長♡

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千乃に、別れを告げられてから
何日たったのだろう。




「大丈夫か...?翼」



心配していろいろ手を貸してくれる蜘影。








「なぁ...噂で聞いたんだけどさ。
真波遥と付き合ってるって本当か...?」







もう広まってんのか。





「そーなんじゃね?」




そう言い放った俺に蜘影は殴りかかってくる。





ーボコッ




蜘影の、拳は俺の頬に命中した。







「今の翼、ただの情けねぇ男じゃねぇーか!

そんな翼は大っ嫌いだ。」





蜘影...俺はどうしたらいい?








「前向けよ!
フラれたんなら立ち上がれよ!

もう一回すきって叫べよ!」







そうだ。
フラれたんならもう一回...立ち上がればいい。

そして心の声をそのまま吐き出せばいい。



叫べばいいんだ。



あの時と同じように。
【好きだ】って。


たとえ結果が分かってても。