大好きなあの人は生徒会長♡

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あれからどれだけの時間ここで考えただろう。


あの後、少し教科書を探したけど
結局、見つからないまま。


探すのを諦め、その場に座り込んで
1時間はたっただろうか。


授業にも参加せずに何やってるんだ、私は。





すると、みんなの声が大きくなって
我に戻って素早く立ち上がる。




「あぁ゛ー!千乃ー!
授業サボってこんなとこで何してなの!?」




紗綾と夢羽が近づいてくる。



心配...かけちゃったよね。





「教科書、家に忘れてきちゃっててさ。
途中からでもいけたんだけど...
なんかダルくなっちゃって...」



と、嘘をついた。