はないちもんめ

恋味は、「殺される」か、「耐え続ける」運命しか、なくなってしまったのだ。

恋味は、耐え続ける運命を選んだ。

しかし、時刻は、まだ午後5時半だった。すでに恋味は、精神的にも肉体的にも、きつかった。

それでも、恋味は、耐え続けた。

いつか、終わることを信じて…